このページは、公認心理師・ヒプノセラピストの紫紋かつ恵が回答しています。
結論:つらい場面が出てくることはありますが、そのなかに置き去りにすることは決していたしません。安全な距離を保ったまま進め、必要であればいつでも止められます。そして、苦しい場面が出てきたときこそ、大きく動くことが多いのも事実です。
つらい場面は出てきます
正直に申し上げますと、穏やかな人生ばかりが出てくるわけではありません。
戦、飢え、別れ、孤独。そうした場面が浮かぶことはあります。今のご自身が抱えている苦しさとつながっている以上、それは自然なことです。
ただ、そこに一人で置かれるわけではありません。セッションのあいだ、私はずっとお声をかけ続けています。
距離を保って進めます
つらい場面に近づくときは、必ず安全な位置から見ていただきます。
- 少し離れたところから、その場面を眺めていただく
- 今のご自身が、そのときの自分を見守る形にする
- 苦しくなれば、いつでもそこから出られるようにしておく
- 細部に踏み込まず、感情のほうを扱う
「つらいです」とおっしゃっていただければ、その場で離れます。目を開けていただいても構いません。こちらからも表情や呼吸を見ていて、負担が大きいと感じたら先に止めます。
同じ考え方で進めるトラウマの扱いについては、トラウマやつらい体験にも対応できますかをご覧ください。
そのまま終わることはありません
これが最も大事なところです。
苦しい場面が出てきた場合、必ずその先まで進みます。その人生を最後まで見届け、そこから離れ、俯瞰できる位置まで戻ります。「何のための人生だったのか」を受け取っていただくところまでが、ひとつのまとまりです。
苦しいところで放り出すことは、決していたしません。それはセラピーではなく、ただ傷を開いただけになってしまいます。
むしろ、そこで動きます
16年以上のあいだに見てきたことを申し上げると、大きく変わられるのは、つらい場面を通った方が多いのです。
「守れなかった」「言えなかった」「一人だった」。そうした場面に立ち会い、そこにいた自分に今の自分が向き合う。そのとき初めて、長く抱えていたものが動きます。
穏やかな場面だけを見て終わったセッションは、心地よくはあっても、そこまでの変化を残さないことが多いように思います。
それでも不安な方へ
怖いと感じられるお気持ちは、当然のものです。無理に前世療法を選んでいただく必要はありません。
インナーチャイルド療法やハイヤーセルフワークなど、より穏やかに進む手法もあります。事前のカウンセリングで、今のご状況に合うものをご提案いたします。
ご不安が強い場合は、30分の無料相談でお聞かせください。どのように進めるのかを、あらかじめご説明することもできます。
前世療法そのものについては、前世療法とは何ですかをご覧ください。
※ヒプノセラピーは医療行為ではなく、医療の代替となるものではありません。治療を目的とされる場合は、医療機関にご相談ください。
