このページは、公認心理師・ヒプノセラピストの紫紋かつ恵が回答しています。
結論:催眠状態そのものに危険はありません。ただし、受ける相手や状態によっては負担になることがあります。意識を失うことも、戻れなくなることもありません。気をつけていただきたいのは、術そのものではなく、誰から受けるかと、いつ受けるかです。
催眠状態そのものは安全です
催眠状態は、日常でも自然に起きている集中状態です。映画に夢中になっているとき、運転していて気づいたら着いていたとき。誰もが毎日経験しています。
ですから、催眠に入ること自体で体や心が壊れることはありません。
- 意識を失うことはありません
- 戻れなくなることはありません
- 意思に反することをさせられることはありません
- 依存する状態になることもありません
詳しくは意識がなくなったり記憶を失ったりしますかと催眠術や洗脳とは違うのですかをご覧ください。
気をつけていただきたいこと
そのうえで、正直に申し上げます。まったく無害というわけではありません。
実際に注意が必要なのは、次の3つです。
1.心の状態が不安定な時期に受けること
退行催眠では感情が大きく動くことがあります。ご自身を支える力が弱っている時期にそれを行うと、抱えきれなくなることがあります。
ですから、通院中・服薬中の方は主治医の許可をいただいたうえでお受けしています。詳しくは通院中・服薬中の方へをご覧ください。
2.技術や倫理観の不十分なセラピストから受けること
これがいちばんの危険だと考えています。
苦しい場面を開いておきながら、そこから戻す手立てを持っていない。断定的な解釈を押しつける。不安をあおって次のセッションにつなげる。そうした関わりは、傷を残します。
催眠療法には、日本では公的な資格制度がありません。誰でも名乗ることができます。だからこそ、どこで受けるかを慎重にお選びいただきたいと思います。
3.出てきたものを事実として扱ってしまうこと
セッションで浮かんだ場面は、事実そのままとは限りません。心が受け取った形で残っているものです。
それを実際にあったこととしてご家族に問いただしたり、人生の大きな決断の根拠になさったりすると、別の問題が生まれます。当サロンでは、この点をセッション後に必ずお伝えしています。
選ぶときに見ていただきたい点
当サロンを選んでいただかなくても構いません。どこで受けるにせよ、次の点は確かめてください。
- できないことを、できないと言っているか
- 「必ず治ります」「記憶を消せます」と謳っていないか
- 通院中の場合の対応を明記しているか
- 継続や高額な契約を迫ってこないか
- 事前に質問できる機会があるか
当サロンで行っていること
- 事前のカウンセリングに時間をかけ、状態を確かめてから進めます
- つらい場面には距離を保って近づき、そのまま終わることはありません
- 負担が大きいと感じたら、こちらから先に止めます
- 解釈を押しつけず、受け取り方はご本人におまかせします
- 次のセッションをおすすめすることはいたしません
- セッション後のご相談は、無料で承っています
資格や経験については、セラピストの資格と経験をご覧ください。
ご不安な点は、30分の無料相談でお聞かせください。どのように進めるのかを、あらかじめご説明することもできます。
※ヒプノセラピーは医療行為ではなく、医療の代替となるものではありません。治療を目的とされる場合は、医療機関にご相談ください。
