このページは、公認心理師・ヒプノセラピストの紫紋かつ恵が回答しています。
ご家族のことでお悩みの方から、よくいただくご質問をまとめました。支える側の方のご相談も、通常どおり承っております。
家族の問題行動をやめさせたいのですが
ご本人がいらっしゃらない状態で、その方を変えることはできません。セッションで扱えるのは、いらしてくださった方ご自身の受けとめ方や関わり方までです。ただ、そこが変わることで、家の中の空気が変わることはあります。
正直に申し上げます。遠隔で誰かに暗示をかけることも、いらっしゃらない方の心を動かすこともできません。そうしたことができると謳うところがあれば、慎重になさってください。
そのうえで、できることがあります。
- その方への感情を、いったん整理する
- なぜこれほど苦しいのか、その根を見つめる
- どこまで背負い、どこから手放すかの線を引き直す
- 疲れきったご自身を、休ませる
関わり方が変わると、相手の反応も変わることがあります。順番が逆に思えるかもしれませんが、動かせるところから動かすほうが早く進みます。
子どもが学校に行けなくなりました
親御さんのご相談を承っております。お子さんを学校へ戻すことを目的とはしておりません。まず、支えている親御さんご自身が息をつける状態になることを大切にしています。
お子さんが学校へ行けなくなったとき、親御さんは一日中その子のことを考え続けることになります。自分の育て方が悪かったのか。このままどうなるのか。誰にも相談できず、家の中で気を張り続ける。
その状態が長く続くと、親御さんのほうが先に消耗します。そして、支える人が消耗すると、家全体が張りつめます。
ですので、まず親御さんのお話をうかがいます。
- 言葉にできずにいた不安や苛立ちを、そのまま出していただく
- ご自身を責める気持ちの出どころを見つめる
- 「こうあるべき」という前提が、どこから来たのかをたどる
親御さんが少し楽になると、お子さんへの向き合い方が変わります。急かさなくなる、待てるようになる。それが結果として、状況を動かすことがあります。
お約束はできません。ただ、まず支える側が倒れないことが、いちばん確かな支えになると考えています。
子どもの発達のことで悩んでいます
親御さんのご相談を承っております。ただし、お子さんの特性そのものを診断したり、変えたりするものではありません。診断や療育については、医療機関や専門機関にご相談ください。
お子さんに発達の特性があると分かったとき、親御さんの中ではいろいろなことが同時に起こります。
周りと比べてしまう。将来を思うと不安になる。理解しようとしているのに苛立ってしまい、そんな自分を責める。誰かに話しても「気にしすぎ」と流される。
こうした気持ちは、外に出す場所がないと内側にたまり続けます。当サロンでお受けしているのは、その部分です。
お子さんをどうにかする場ではなく、親御さんが息をつく場としてお使いください。
家族が通院中で、そのことで疲れています
支える側の方のご相談は、通常どおりお受けしています。ご本人が通院中であっても、支えているご家族の方については、主治医の許可は必要ありません。
支える側には、口に出せない気持ちがたまります。
疲れた。投げ出したい。いつまで続くのか。そして、そう思ってしまう自分が許せない。この最後のところが、いちばん重くなります。
そうした気持ちを、否定せずにうかがいます。支える人が支えられていない状態は、長くは続きません。ご自身が消耗しきってしまう前に、お話しにいらしてください。
ご本人が受けられるかどうかについては、通院中・服薬中の方へをご覧ください。
親との関係が今も苦しいです
最も多くいただくご相談のひとつです。許すことも、和解することも、目的ではありません。ご自身が楽になることだけを目指します。
大人になっても、親御さんとのことが心に残り続けている方は多くいらっしゃいます。もう亡くなっているのに、まだ引っかかっているという方も。
インナーチャイルド療法では、当時のご自身に向き合います。親御さんの落ち度を探す作業ではありません。扱うのは、その子が何を感じ、何を諦めたのかのほうです。
結果として親御さんへの見方が変わる方もいらっしゃいますが、それを目指してはいません。許さなくていいのです。
詳しくはインナーチャイルド療法とは何ですかをご覧ください。
また、亡くなった方とのお別れについては、亡くなった身内に会えますかもご覧ください。
まずはご相談ください
ご自身のことではなく、ご家族のことでいらっしゃる方は、「自分が相談していいのだろうか」と迷われることが多いようです。
支える側の方こそ、話す場所が必要です。30分の無料相談を承っておりますので、お電話でもZoomでもお気軽にご連絡ください。
※ヒプノセラピーは医療行為ではなく、医療の代替となるものではありません。診断や治療が必要な場合は、医療機関にご相談ください。
