名古屋の催眠療法士・公認心理師の紫紋です。
クライアント様の体験談は、書面でご了承をいただいたもののみ、
ご本人とわからない形で、
時に加筆して、わかりやすくお届けしています。
開いてくださってありがとうございます。
体験談356でご紹介した、Mさんの2回目のセッションのお話です。
前回のセッションのあと、
好きなことを形にし、家族との関係を選び直したMさん。
今回は、
「もっと自分の軸を感じたい」
「前に進みたい」
というお気持ちで来てくださいました。
2回目のヒプノセラピーでは、どんなことをしたのでしょう?
今回は、この流れで進めました。
インナーチャイルド
↓
お父さんとの再会
↓
ご主人との前世
↓
ハイヤーセルフ
最初に1時間ほどかけて近況をうかがい、
今のMさんに必要なことを一緒に探してから、
リクライニングチェアでセラピーに入っています。
前世療法とは、
催眠状態で潜在意識(心の深い部分)にふれ、
前世と感じられる記憶をたどることで、
今の人生の人間関係や生きづらさを、深く理解していく方法です。
泣けなかった「若い頃の私」は、何を待っていたのでしょう?
草原で出会った、若い頃のMさん
イメージの中の草原には、小さな沢が流れていました。
冷たい水、やさしい水音、
青空に、少しの雲・・
「息ができる。疲れがない」
とMさん。
そこに、若い頃の傷ついた気持ちを抱えた自分を呼びました。
現れたその子は、まだ目がぽかんとしていて、
苦しそうだったそうです。
「あの時の私が頑張ってくれたから」
今のMさんは、その背中を、そっと撫でてあげました。
「あの時の私が頑張ってくれたから、今がある」
若いMさんは泣いていて、
今のMさんは、笑っている・・
「もう全部終わってるよ。
大丈夫な未来が待ってるよ」
そう伝えると、
若いMさんがおしゃれをして、笑顔を見せてくれました。
そして、
「自分で生きていけるって、信じてた」
と。
泣けるようになったことは、回復のサイン
感情を感じてはいけない、と
泣くのを我慢してきたMさん。
セッションのあと、
「最近は、かわいいものを見るだけで泣けちゃうんです」
とおっしゃっていました。
泣けるようになったこと・・
それは、心が息を吹き返したサインなのかも知れません。
そこに現れたお父さんは、何を伝えてくれたのでしょう?
さらにセッションを進めると
草原に、お父さんが来てくれました。
お父さんは、ずっと見守っていてくれたのだそうです。
「わかっていた。気にかけていた。
でも、できることがなかった」
そして、
「いい子に育ってくれた」
と、何度も何度も。
お父さんからは、否定する気持ちが
一つも伝わってこなかったそうです。
「お父さんみたいになりたい」
とMさん。
最後にお父さんは、龍のような姿になって、
空へと昇っていかれました。
誰かに見守られていた、と知ることは、
「ひとりで耐えてきた」と思っていた過去の意味を、
そっと変えてくれますよね。
ご主人との前世には、どんな縁があったのでしょう?
19世紀のヨーロッパ、書くことが好きな記者
たどり着いたのは、19世紀のヨーロッパ。
Mさんは、土の道に馬車が行き交う街で暮らす、
20代の男性でした。
仕事は記者。
調べものと、字を書くことが大好きな人です。
亡き親友の息子を、わが子として育てる
政治家になった親友を、心から応援していましたが、
その親友は、若くして亡くなってしまいます。
彼は、親友の幼い息子を引き取り、育てることにしました。
自分は結婚せず、血のつながりもないけれど、
「友人への恩返し」として・・
そして何より、その子を愛していました。
やがて、立派に成長した息子の結婚式。
「ありがとう、お父さん」
とハグをされる場面に、
Mさんの胸もいっぱいになったそうです。
晩年、本を書き、79歳で満足して人生を終える
晩年は、いつものカフェでメモを書き、
人々の日常や気持ちを描いた本を書きました。
モデルは、あの親友。
息子と孫に囲まれ、
79歳で、満足して、自宅で人生を終えました。
この人生で学んだことは、
「子どもを育てること」。
そして・・
その息子の魂が、今のご主人だったのです。
前世で守った魂が、今世ではMさんを守っている
Mさんにとってご主人は、
つらい環境から連れ出してくれた「命の恩人」。
前世で大切に守り育てた魂が、
今世では、Mさんを守ってくれている・・
まるで、役割が入れ替わったかのようですよね。
ハイヤーセルフからは、どんなメッセージが届いたのでしょう?
旗を持つ女性の戦士「まずは愛する人を助けなさい」
ハイヤーセルフ(自分を見守り、導いてくれる大きな存在)として現れたのは、
旗を持って人々を導く、女性の戦士の姿でした。
伝えられたのは、
「導く役目がある」ということ。
そして、
「まずは愛する人を助けなさい」ということ。
「弱虫だった私は、もう終わりましたか?」
Mさんは、ずっと聞きたかったことを尋ねました。
「弱虫だった私は、もう終わりましたか?」
返ってきた答えは、
「弱くなかったでしょう」
「強いも弱いもない。ただ、穏やかに」
未来のMさんは「おおらかで、ちょっと適当」
さらに、少し先の未来のMさんも現れて、
おおらかで、大雑把で、ちょっと適当・・
な自分でいることを、見せてくれました。
「帰ってきた、って感じがする。本来の私」
とMさん。
ずっと周りを優先して、きちんと我慢してきた方にとって、
「適当でいい」は、何よりのお守りの言葉かも知れません🌿
前世療法で見るものは、本当の記憶なのでしょうか?
それを確かめる方法は、正直ありません。
大切なのは、
見えた物語が、今の人生に何をもたらしてくれるか、
だと思っています。
Mさんも最初は
「ほぼファンタジーかな」
と思っていたそうです。
でも今回、ご主人との深いご縁を感じて、
「何か絶対ある、と思いました」
とおっしゃっていました。
私はヒプノセラピストとして16年以上、5000人以上の方とご一緒してきましたが、
前世の物語を通して、
身近な人への感謝や、ご自身の生きる意味に気づかれる方は、
本当に多いな、と感じています。
このセッションを通して、私が感じたことは?
Mさんは、ずっと誰かのために生きてこられた方です。
その優しさも、我慢も、
ちゃんと自分の力で抜け出してきた強さも、
全部がMさんの財産だと言うこと。
「いつか先生みたいなセラピストになりたい」
そうおっしゃるMさんの中に、
ハイヤーセルフが見せてくれた「導く人」の姿が、
重なって見えました。
その日が来るのを、私も楽しみにしています✨
※前回のセッション後の変化は、体験談356でご紹介しています。
前世療法やインナーチャイルドのセラピーを受けてみたい方へ
シモンヒプノセラピーは、名古屋市名東区、
地下鉄東山線「一社駅」から徒歩3分のサロンです。
公認心理師・ヒプノセラピストの私が、
丁寧にお話をうかがってから、
インナーチャイルドや前世療法を進めています。
「どんなことが見えるのか不安・・」
という方も、
まずは30分の無料相談で、お気軽にご相談くださいね☺️

